受験生は一目見ておくべき!
昨日6月5日付で観光庁の報道発表にて、平成30年度の観光白書が発表されました。概要の把握には、ページ下部にある「概要版」がページ数も少なく、比較的読みやすいので、ぜひ目を通しておきましょう!
通訳案内士試験を受験する身としては以下の2点に留意しておかなければなりません。
- 試験ガイドラインに記されている一般常識の試験範囲では、試験実施年度の前年度に発行された「観光白書」(=つまり「平成29年度の観光白書」)であること
- …が、実際の試験では最新の情報(=つまりここに載っているデータ)が出題されることもあるということ!
最新の情報をキャッチアップする大切さ
以下は、実際に昨年度に出題された例になります。
一般常識―問題番号1
- 2016年の訪日外国人旅行者数は約何万人であったか。次の①~④から選びなさい。
①404 ②1,404 ③2,404 ④3,404
答: ③2,404万人
平成28年度観光白書 p.11
平成28年度の観光白書では、取り扱うデータが2015年までのものしかありませんでした。昨今の訪日外国人観光客の増加傾向を踏まえれば、①404と②1,404はなんとか消去できそうですが、28年度の観光白書のみを勉強された方は、痒い所に手が届かない問題であります。
平成29年度観光白書 p.11
平成29年度ではしっかり2016年のデータが示されているので、こちらまでしっかり勉強された方は解答ができたのではないでしょうか。(ちなみ平成29年度の観光白書は、試験日まではウェブ上での公開があるのみで、書籍としての販売はまだありませんでした。)
30年度の観光白書の概要版はこちら
いかがでしょうか?このように通訳案内士試験は私たちの予想の斜め上を行く出題を投げかけてきます。今年の出題はガイドライン通りの範囲なのか?それとも去年から引き続き、最新の観光白書から出されるのか?こればかりはTrue Japan Schoolも予測が立ちませんが、できる限りの対策はしておきたいですね!
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