通訳案内士試験|1次試験の内容と講座一覧

2019年度全国通訳案内士試験の受験票
2019年度全国通訳案内士試験の受験票サンプル

1次試験について知っておくべきことをまとめました

2020年度の通訳案内士試験に向けて例年開催されている資料を基に、必ず知っておきたいことをまとめました。今年初めて受験される方は是非参考にしてください!


1次試験はいつ行われる?

1次試験は毎年8月の第3週の日曜日に行われます。直近の3年間では、2017年が8月20日(日)、2018年が8月19日(日)、2019年が8月18日(日)に開催されています。この日程は2020年も変わらないと予想されます。

どんな試験形式なのか

通訳案内士試験の1次試験は筆記試験(ペーパーテスト)になります。後述しますが、受験言語が英語の場合は、受験するすべての科目で「マークシート形式」になります。中国語・韓国語では「記述式とマークシート形式の併用」、その他の言語では「記述式」になります。

何科目受験しなければならないか・満点は?

通訳案内士試験の1次試験は、全部で5科目です。「外国語科目」「通訳案内の実務科目」「一般常識科目」「日本歴史科目」「日本地理科目」の5つに分かれます。2017年までは、「通訳案内の実務科目」を除く4科目のみでしたが、2018年の通訳案内士法改正に伴い、新たに「通訳案内の実務科目」が追加されました。

 

5科目のうち、日本歴史と日本地理、外国語は100点満点、一般常識と通訳案内の実務は50点満点となります。これら2つは問題数も他の3つに比べて少なくなります。1問あたりの配点比率が高まることから点数に大きなばらつきが出るので注意が必要ですね。

  試験攻略のコツ図では、外国語科目以外の4科目を少し重ねています。というのは、問われる知識が複数の科目にまたがっている場合があるからです。例えば、2019年の一般常識科目では、本来地理科目で問われるべき「世界遺産」の問題や、通訳案内の実務科目で問われるべき「旅行業法」の知識を問う問題が出題されたりしています。

それぞれの科目の出題数の目安・試験時間は?

上記の5科目の試験時間と出題数は以下の通りです。外国語以外の科目は1問1分のペースで解いていく計算になりますね。(それが難しいのですが…)外国語科目は大問毎にかかる時間が異なるので、ご自身のペース配分によって異なってくると思います。各科目をクリックすると実際の出題例が見られるページにジャンプしますので、一度チェックしてみてください。

  当日の時間割 出題数(約)
外国語(英語) 10:00~12:00(120分) 30問
日本地理 13:30~14:10(40分) 40問
日本歴史 14:40~15:20(40分) 40問
一般常識 15:50~16:10(20分) 20問
通訳案内の実務 16:40~17:00(20分) 20問

どうやったら合格するか・合格率はどれくらいか

各科目で合格基準点以上を取得する

大事な1次試験突破の方法ですが、上記の5科目でそれぞれ合格基準点以上を取得する必要があります。5科目の合計点で判断される形式ではありませんので、例えば、「英語と歴史が得意!でも地理は苦手…」という方は要注意です!これから対策を始められる方は勉強の配分が特定の科目に偏らないように注意する必要があります。各科目の合格基準点は以下の通りです。

外国語 70点(全体の7割)
日本地理 70点(全体の7割)
日本歴史 70点(全体の7割)
一般常識 30点(全体の6割)
通訳案内の実務 30点(全体の6割)
  試験攻略のコツこのように各科目で合格基準点が設定されている通訳案内士試験ですが、2018年までは悪問も多く受験生全体の平均点が著しく低かったこともあり、実際には合格点が大幅に引き下げられているケースが横行していたようです。実際にTrue Japan Schoolの受講生でも歴史の自己採点が40点台だった方や、一般常識が50点台(当時は100点満点)だった方が合格していました。
2018年以降は調整が行われなくなったようで、合格基準点以下の方々は軒並み足切りとなっているので、注意が必要です。

直近10年の合格率は?

2003年以降の合格率
2005年から2018年までの1次試験の平均合格率は25%です。(全言語)

2019年12月時点では、まだ2019年の合格率は公表されていませんが、グラフのように2014年以降の難化傾向から考えると2020年以降の合格率は20%前半になるかと予想されます。

実に受験者の4人から5人のうち、1人しか1次試験を突破できないという厳しい結果となっています。


1次試験は回避(免除)することはできる?

このように突破することはなかなか難しい通訳案内士試験の1次試験ですが、様々免除制度があります。1科目でも免除できれば、他の科目対策に充てられる時間が大幅に増えますので、有効に活用していきたいですね。

部分合格した場合はどうなる?

通訳案内士試験の1次試験は部分的に合格すると翌年のみその合格した科目が免除となるという制度があります。(True Japan Schoolでは「翌年免除」と呼んでいます。)

たとえば、5科目のうち、日本歴史科目だけが不合格となってしまった…という場合はどうでしょうか。この場合は、次の年度に歴史のみの受験となり、これに合格すれば晴れて2次試験に進むことができます。

その他の免除制度

その他に免除できる方法については、こちらで詳しくまとめていますので、よければご覧ください。


科目別講座のご紹介

歴史対策講座

東京校通学オンライン

歴史

出題傾向に合わせて精選したカリキュラム

True Japan Schoolは、これまでの歴史科目の問題を洗い出し、どの時代の出題率が高いか、押さえておくべきテーマは何かを徹底的に分析しています。数字が示す客観的な根拠に基づいてカリキュラムを組んでいるので、効率的に、高得点を取得できるサポートが可能です。

地理対策講座

東京校通学オンライン

地理

ビジュアルで覚えるから記憶に残る

地理の対策をする時に、観光地の名前や所在地の名前ばかりを覚えていくのはNG。写真を見ながら、覚えるだけで、記憶への残り方が、まるで違いますよ!本講座では、写真と地図を使って記憶に残る授業をお届けします。ビジュアルで皆さんの知識の定着を確固たるものにします。


一般常識対策講座

東京校通学オンライン

膨大な試験範囲の知識をツボを押さえてお届け

一般常識科目の対策に取り組まれる時に、皆様が最も思うことはおそらく、「試験範囲が多すぎる…」ということだと思います。また、出題される観光のデータも頭に叩き込むのが一苦労ですよね。TJSでは厳選された知識を背景と紐づけて説明するので、効率的に知識が身につきます。

通訳案内の実務対策講座

東京校通学オンライン

通訳案内

今年難化する恐れのある実務科目を攻略

2018年に初のお披露目であった本科目、蓋を開けてみると、素直な問題が多く出されるにとどまりました。この反動を受けて、2019年度の試験は、非常に難化することが予想されます。より一層充実した対策を行い、万全を期すべく、True Japan Schoolの講座を受けてみませんか?


1次英語対策講座Basic

東京校通学オンライン

英語

日本文化の単語力を話しながら伸ばす

全国通訳案内士試験で必要となる英単語は、英検やTOEICで見られるものとは、全く異なるものです。日本文化に関する単語が必然と多くなってくる為、それ専用の対策が必須となってきます。

 1次英語対策講座Basicでは、これら試験に必須の単語を徹底的にインプットして、1次・2次の突破に繋げます。

1次英語対策講座Intermediate

東京校通学オンライン

英語

文法力を高めて高配点の問題を攻略

全国通訳案内士試験の1次試験の英語問題では、大きく3つの力が問われます。第一に単語力、次に長文読解力、そしてこのIntermediateで養う文法力です。皆さんに知っておいて頂きたいのは、文法・構文・イディオムの知識の差が合否を左右する、ということです。1点でも高い点数を取りたいという方の受講をお待ちしています!


1次英語対策講座Advanced

東京校通学オンライン

実践英語

ひたすら良質な問題を解く実践クラス

本講座は、ひたすら問題を解いて、解説を聞く、演習型の講座になります。1次試験英語科目の指導を10年以上経験しているプロ講師が作成したオリジナル問題を解いて頂きます。講座で解いて頂く問題とは別に宿題もたっぷりご用意。試験形式に沿った問題を何度も解いて、合格を手にしましょう!