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1次試験は毎年8月の第3週の日曜日に行われます。今年は、8月16日(日)に実施されます。
1次試験は筆記試験(ペーパーテスト)です。後述しますが、受験言語が英語の場合は、受験するすべての科目で「マークシート形式」になります。中国語・韓国語では「記述式とマークシート形式の併用」、その他の言語では「記述式」になります。
通訳案内士試験の1次試験は、全部で5科目です。「外国語科目」「通訳案内の実務科目」「一般常識科目」「日本歴史科目」「日本地理科目」の5つに分かれます。2017年までは、「通訳案内の実務科目」を除く4科目のみでしたが、2018年の通訳案内士法改正に伴い、新たに「通訳案内の実務科目」が追加されました。
5科目のうち、日本歴史と日本地理、外国語は100点満点、一般常識と通訳案内の実務は50点満点となります。これら2つは問題数も他の3つに比べて少なくなります。1問あたりの配点比率が高まることから点数に大きなばらつきが出るので注意が必要ですね。
上記の5科目の試験時間と出題数は以下の通りです。各科目をクリックすると実際の出題例が見られます。
当日の時間割 | 出題数(約) | |
---|---|---|
外国語(英語) | 10:00~12:00(120分) | 30問 |
日本地理 | 13:30~14:10(40分) | 40問 |
日本歴史 | 14:40~15:20(40分) | 40問 |
一般常識 | 15:50~16:10(20分) | 20問 |
通訳案内の実務 | 16:40~17:00(20分) | 20問 |
大事な1次試験突破の方法ですが、上記の5科目でそれぞれ合格基準点以上を取得する必要があります。5科目の合計点で判断される形式ではありませんので、例えば、「英語と歴史が得意!でも地理は苦手…」という方は要注意です!これから対策を始められる方は勉強の配分が特定の科目に偏らないように注意する必要があります。各科目の合格基準点は以下の通りです。
2019年12月時点では、まだ2019年の合格率は公表されていませんが、グラフのように2014年以降の難化傾向から考えると2020年以降の合格率は20%前半になるかと予想されます。
実に受験者の4人から5人のうち、1人しか1次試験を突破できないという厳しい結果となっています。
このように突破することはなかなか難しい通訳案内士試験の1次試験ですが、様々な免除制度があります。1科目でも免除できれば、他の科目対策に充てられる時間が大幅に増えますので、有効に活用していきたいですね。
通訳案内士試験の1次試験は部分的に合格すると翌年のみその合格した科目が免除となるという制度があります。(True Japan Schoolでは「翌年免除」と呼んでいます。)
たとえば、5科目のうち、日本歴史科目だけが不合格となってしまった…という場合はどうでしょうか。この場合は、次の年度に歴史のみの受験となり、これに合格すれば晴れて2次試験に進むことができます。
通訳案内士試験の1次試験の英語ってどうやって勉強始めたらいいの?とお悩みの方にはまずこの講座。1次試験合格の為に必要な勉強法と各問題を解くのに必須となる、日本文化の知識と英単語からコンパクトに学べます。
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通訳案内の実務は1次科目の中でも最も時間を節約できる科目です。何故なら試験範囲が明確に公表されているから。当講座ではその試験範囲の中でも特に重要な部分をオリジナル問題と一緒に学んでいきます。