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【速報】2018年の試験科目の追加・実施方法等の変更発表

追記:2018年10月10日

号外!号外!号外だよ!!平成30年の通訳案内士試験の科目追加に関する資料が観光庁より発表!3月末には試験実施機関であるJNTOより、試験全体の出題範囲、問題数、合格基準などが詳細に発表されました!観光庁とJNTO、どちらも今年の通訳案内士試験を攻略するうえで、必ず目を通しておかなければならない重要な資料です。是非ご覧ください!

(右上の をクリックすると拡大します)

2月観光庁発表:通訳案内士試験制度の見直し

3月末JNTO発表:通訳案内士試験ガイドライン


平成30年度は通訳案内士試験が大きく変わる!

1次試験の新科目「通訳案内の実務」

平成30年度から1次試験に従来の「外国語」「日本地理」「日本歴史」「一般常識」に加え、これまでの科目と一線を画す「通訳案内の実務」という科目が追加となりました。観光庁の発表資料とガイドラインの要旨を踏まえると、頭に叩き込まなければならない3つの知識はこちら。

  1. 旅程の管理に関する基礎的な項目・関連法令に関する基本的な知識
  2. 危機管理・災害発生時における適切な対応
  3. 外国人ごとの生活文化への対応等

1は旅行業法や旅程管理に関する知識、2はガイドでの実際の現場対応、そして3はハラルやコーシャに代表される食事制限や消費動向の統計などが問われそうです。解答の為の知識は多岐に渡りますね。

 

追記 2018年の8月に初めて通訳案内の実務科目がお披露目となりました。どのような問題が出題されるかが注目の的でしたが、蓋を開けてみると以下のような、素直な問題が意外にも多く出題されました。

2018年の出題例

通訳案内研修等に関する法の規定について説明した以下の文章に関して、次の各問に答えなさい。

全国通訳案内士は、5年ごとに登録研修機関が実施する通訳案内研修を受けなければならない。都道府県知事は、全国通訳案内士が通訳案内研修を受けていないと認めるときは、当該全国通訳案内士に対し( ア )または期間を定めて全国通訳案内士の名称の使用の停止を命ずることができる。 全国通訳案内士は、通訳案内研修のほか、( イ )に関する講習を受けることその他の全国通訳案内士として必要な知識及び能力の( ウ )に努めなければならない。

問1 空欄( ア )に当てはまる語句を次の①~④の中から一つ選びなさい。

①業務の停止 ②登録の取り消し ③20万円以下の過料 ④6箇月以下の禁固刑

問2 空欄( イ )に当てはまる語句を次の①~④の中から一つ選びなさい。

①外国語 ②日本史 ③観光地 ④日本文化

問3 空欄( ウ )に当てはまる語句を次の①~④の中から一つ選びなさい。

①開発 ②育成 ③発達 ④維持向上

2次試験の出題形式も大きく変化!合格基準もアップ!

出題が変わるのは1次試験だけではありません!なんと、2次試験にも少し変化が出そうです。

試験時間・合格基準点について

試験時間は従来通り、10分間で行われます。こちらは大きく変更点はないようですね。今年は評価項目に変更があります。これまではプレゼンテーション・コミュニケーション・文法語彙・発音発声の4項目でしたが、今年からは「ホスピタリティー」が追加され、5項目になります。今年度通訳案内士試験を受験される方は、よりガイドらしさが求められるようになりますので、この点に注意が必要です。

また、合格基準点がこれまでは6割とされていたものが平成30年度からは7割に引き上げられますので、ここにも注意が必要です。

ガイドとしての対応を問われる質疑が追加!

2次試験は長い間、以下の3本柱で成り立ってきました。

  1. 試験官が読み上げる日本語を1分間で外国語へ通訳する「通訳問題」
  2. 提示される3つの日本文化のテーマから受験者が1つを選び、外国語での2分間の「プレゼンテーション問題」
  3. 2のプレゼンを行ったトピック等について試験官と外国語での「質疑応答」

これらの内、1.に特に大きな変化が見られました。ガイドラインの記載も大幅に変更されています。

重要な変更点はココ!

「試験官が読み上げる日本語を外国語へ通訳する通訳問題」

「通訳案内の現場で必要となる知識等に関する外国語訳及び全国通訳案内士として求められる対応に関する質疑」

(平成29年および平成30年全国通訳案内士試験ガイドラインより)

要するに、質疑応答がプレゼンのトピックに関するものだけでなく、トラブルなどの時、全国通訳案内士にふさわしい対応を問われる質疑が出題されるということです。例えば、こんなものが考えられますね。

 

「タトゥーの入ったお客様は温泉に入浴することはできないと旅館から説明がありました。お連れしたお客様の方にタトゥーの入っている方がいらっしゃって、タオルで隠せば問題ないと言われました。あなたならどのように対応しますか」

 

 

まだ、ガイドになっていないのにわかるか!!というような言葉が聞こえてきそうです。(笑)こちらの記事では、役立つフレーズを紹介していますので、よろしければご覧ください。

頼みの綱の科目免除も難化の傾向に

英語科目の免除の引き上げ

更に、更に!これまで多くの英語受験者が頼みの綱にしてきたTOEIC免除についても、免除基準が以下のように引き上げられる事が発表されました!

 

○TOEIC公開テスト(L&R)

(現行)840点以上→(改正後)900点以上

○TOEICスピーキングテスト

(現行)150点以上→(改正後)160点以上

○TOEICライティングテスト

(現行)160点以上→(改正後)170点以上


さらにこれらは、全て試験日より1年以内に取得したものに限られるそうです。
英検1級は変わらず永久免除のままのようですね。

社会科目の免除の変更点

その他の科目免除についても期限が設けられたり、変更が発表されました。

○日本歴史
(改正後)センター試験日本史B 60点以上(試験日より5年以内に取得)
○一般常識
(改正後)センター試験現代社会 80点以上(試験日より5年以内に取得)