通訳案内士試験は独学で合格できる!?|効率的な合格のために

語学試験のうち、唯一の国家資格である「通訳案内士」資格。平成30年度の合格率は9.8%と非常に難易度の高い試験ですが、独学合格は可能なのでしょうか。

 

通訳案内士試験に精通した機関だからこそ解説することのできる、独学のメリットとデメリットをご紹介。通訳案内士試験にチャレンジしてみたいという方はぜひ最後までお読みください。


通訳案内士試験の基礎知識を押さえておこう

通訳案内士(試験)とは

通訳案内とは、英語で観光案内や通訳業務を行うことである

もう既にご存じの方はこちらは飛ばしてお読みいただければと思います。通訳案内士とは、日本に来た外国人のお客さんを連れて、英語で観光案内や通訳業務(これらをまとめて「通訳案内」と呼びます)を務めるお仕事です。年に1回、「全国通訳案内士試験」が行われます。

 

 

これまでは、無資格の方がガイドを行うことは禁じられていましたが、2018年1月に「通訳案内士法」が改正され、資格を持っていない方でも有償でガイドができるようになり、これまでの有資格者(=つまり通訳案内士試験に合格した方)は「全国通訳案内士」と名称を変え、無資格者と区別されるようになりました。

 

「無資格でもガイドができるようになったら試験自体が不要になるのでは?」という見方も多いこの制度ですが、実態としては、旅行会社や派遣機関が、有資格者であふれている方を差し置いて無資格の方をツアーに斡旋する機会はほとんどなく、法改正前と仕事のチャンスの数は変わらずといった状況が続いています。

 

最近では、インバウンドの需要の高まりも相まって、この資格の認知度が高まり、仕事はしないけど資格はもっておきたいという動機から受験対策の為、True Japan Schoolにいらっしゃる方も増えています。

この3年は極度に難化している

それでは全国通訳案内士資格を取得する為の試験の難易度について見てみましょう。以下のグラフは約10年の合格率を1次試験・2次試験別にまとめたものですが、ここで2つのことに注目して頂きたいと思います。

直近約10年の通訳案内士試験の合格率。近年は下がり続けている
  • 2016年からは合格率が下がり続けている
  • 1次試験の合格率の下がり方が顕著→1次試験の難易度が急上昇している

2018年から1次試験の科目にこれまでの4科目(地理・歴史・一般常識・外国語)に加え、「通訳案内の実務」という新科目が追加され、2018年度以降の受験者は従来以上に1次試験の準備に時間を費やさなければならなくなりました。また、2018年度の試験からは2次試験の合格基準も従来の6割から7割に厳格化された事により、最終合格率も下落し続けています。

「通訳案内士試験は独学で合格できるのか」の答え

独学で合格されている方がたくさんいることは事実!しかし時間や手間などの効率を考えるとあまりお勧めできない

通訳案内士試験の独学受験に対しては、上記のような答えで間違いないでしょう。通訳案内士試験ならではの理由を2点考えてみます。

理由1:業界規模がまだ小さく、情報収集が困難

他の試験と違って通訳案内士試験は情報が少ない…

ここ数年の訪日外国人旅行者数の急増がメディアでも多く取り上げられるようになり、以前に比べて通訳案内士や試験の認知度は高まってきたとは言っても、通訳案内士の就業の実態や、試験の対策法など、本当に利用者が知りたい情報は、まだまだ世間に浸透していません。

 

 

 

ネットで情報を探し求めても、何年も前の試験の傾向などの情報がそのまま掲載されていたりすることも多く、スタートラインに立つまでですら、多大な時間と手間を必要とします。

理由2:出題の傾向が毎年変わる為、過去問対策が効果を発揮しにくい

一度でも通訳案内士試験を勉強して受験された方は、必ず感じるのですが、通訳案内士試験では、あまり過去問研究が意味をなさないことが多いです(悲しいことに)。

 

例えば、旅行業務取扱管理者試験などは、出題年度によって問われる知識も出題形式もあまり変わらない為、過去問研究だけで合格できることがあるのですが、通訳案内士試験はかなり特殊な試験で、問われる知識が毎年変わります。

 

観光を取り巻く最新の状況、国がその時に通訳案内士に何を求めているかなどから、その年度の出題についてはある程度予測できるのですが、個人の方が独学でそういった情報を集めるのは至難の業でしょう。

 

必死で膨大な時間をかけて勉強したにもかかわらず、実は合格に直結しない非効率な対策を重ねていた・・・なんてことも。独学受験を検討している方はこの2点に気を付けてくださいね。

8年目にして合格を勝ち取った受験生も!

ここで、7年に亘る挑戦の末、2018年度の試験で見事合格を勝ち取ったTrue Japan School受講生のお声を皆様とシェアしたいと思います。

無事に2018年度の中国語試験に合格しましたのでご報告申し上げます。

思えば7年間勉強してきて、一番能力がついたのがTrue Japan Schoolで勉強した最後の1年だったと思います。
独学でどれだけ頑張っても邦文3科目全てに合格することが無かったのに、True Japan Schoolでの集中講座とメルマガを読むようになって、 知識はもちろんのことですが、受験に対する心構えや覚悟までもが急速に身に付いたように思います。

もっと早くTrue Japan School出会えていたら、7年間も費やすことは無かったのに・・・

大阪から東京まで出かけて行き、カリスマ講師の方々の授業を受け、志を同じくする受験生の皆さんの空気に触れたことで、 受験へのモチベーションを維持することができました。

今は月に1回程度地元で中国語のガイドをしています。
いつかTrue Japan Schoolのお手伝いもチャンスがあればしてみたいです。
中国語のガイド試験専門校は少ないので、いつかそんな方々のお役に立てればと思っています。

2018年度合格 全国通訳案内士(中国語) Hさん

True Japan Schoolは、独学受験を目指す方も講座にお越しになる方も、全国通訳案内士を目指して最後まで頑張る全国の受験生を、とことん応援・サポートします!

このブログを読んで下さった皆さんが、憧れの通訳案内士として活躍できるその日まで、一緒に頑張りましょうね!

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コメント: 2
  • #1

    川崎一成 (水曜日, 05 6月 2019 20:20)

    昨年、1次試験までは独学、大阪の2次試験対策の講習でお世話になりました。独学では合格は困難と感じています。1次試験は歴史だけなので、2次試験対策に重点をおいて基本的な問題を繰り返し音読しているところです。1次試験の合格を確信した時点で東京の講習を受講しようと思っています。

  • #2

    43622 (木曜日, 06 6月 2019 07:03)

    まあ、予備校が独学をお勧めするはずがないと思って読みましたが、1次試験の合格率の下がり方とかを見ると説得力がありますね。今年全科目受験です。