· 

試験直前でも変えられる!合格する為に必要な質疑対策の2つのポイントとは?

試験官の印象が大きく変わる2つのポイント

  • プレゼンの時の質疑応答は”to the point”に!
  • シチュエーション問題の質疑応答はすぐに代替案を出してはいけない?

みなさんこんにちは!試験直前で緊張感の高まる中、お邪魔致します。True Japan School事務局スタッフの長谷川です。

 

本当に最終試験日まであっという間ですね…残り4日となりましたが、皆さん体調などは崩されていませんか?もう残り数日は、あまり根詰めずに、「自分は大丈夫!」と暗示をかけることに集中しましょう!

さて、そんな中ですが、4日前でも皆さんにチェック頂きたいことがあります。プレゼンの質疑とシチュエーションの質疑応答に関する2つのポイントです。これを意識するかしないかで当日の試験官の印象は大きく変わるはず!一つずつ解説していきましょう!

 

※試験直前で新しいことを詰め込みすぎるのも良くないので、もうこれ以上新しいことはやりたくない!という方は不要かもしれません。

プレゼンの時の質疑応答は”to the point”に!

True Japan Schoolでは先週の日曜日(12月1日)に本番の会場集合、受付から実際の試験、解散までを体感してもらう「完全リハーサル型模擬面接演習」を開催しました。

 

本番同様の緊張した環境では、緊張を拭えず、普段しないようなことをしたりするもの。当日、面接官役を担当した安河内先生からは以下のようなフィードバックを頂きました。

安河内先生

2分プレゼンの後の質疑が噛み合っていない生徒さんが多かったように感じました。英語は出てくるのですが、一緒に面接したジャズミン(ネイティブ試験官)が質問したことにストレートに答えてくれる生徒さんが少なく、ちぐはぐした印象。普段の模擬面接ではそんなことない生徒さんでもそうなっちゃったんですよね…

安河内先生からのご報告をお聞きして、事務局はこう予測しました。

緊張してアガっていると、自分をより良く見せようとし過ぎて、自分の話したいことばかり話す
→質疑応答が噛み合わないんじゃないか??

誤解して欲しくないのは、あくまで2分間のプレゼンは試験官を楽しませるものですから、プレゼンテーマから少しくらい脱線していても試験官が興味を聞いてくれれば「はなまる」です。

 

しかし質疑応答のセクションでは、やっぱり面接試験ですから、「聞かれたことに対して、"to the point"に回答する」ということを試験官が求めているはずです。

 

プレゼンの質疑応答は、「自分の学んだ知識をアピールする時間ではなく、相手が疑問に思ったことを解決する時間」と意識しておくと、試験当日も試験官の質問に耳を傾けてスムーズにやり取りができるかもしれませんね!

シチュエーション問題の質疑応答はすぐに代替案を出してはいけない?

同じことが通訳問題の後の質疑応答にも当てはまりそうです。昨年度初めて、通訳案内の質疑問題が実施されましたが、そこで合否の命運を分けたのはホスピタリティ、つまり「相手がなぜ、そのリクエストをしてきているのか、背景を察する力」だとTrue Japan School事務局は考えています。

 

だから、「こんなトラブルにはこんな解決法!」のような通り一遍の回避はできないのです。相手のニーズをくみ取りながら話し合い、一緒に解決法を探っていく、そのプロセス自体を当日、試験官は評価します。では、その大切さはわかったとして、どう進めるかが問題ですよね。

大丈夫です!True Japan School大阪校 校長の上原先生による「質疑応答 虎の巻」を皆様にもこっそりお伝えしますので、お役立てください!

これが合格につながる通訳案内質疑へのアプローチだ!

大阪校の上原先生直伝 通訳案内質疑へのアプローチ

上記の図は、先日開催大阪校にて開催された直前特訓における資料です。(特別に公開!)必ず押さえておきたいのは、「相手のニーズが何か」を紙情報からしっかり読み取り、複数の選択肢を提示することです。

 

自分がお客さんでガイドと一緒にいるケースを想像してみましょう。

 

もし自分がお客さんだったら、スピード感はあるけど、一つだけの解決策だけをパッと提示されて強引に進めようとするガイドと、複数の引き出し、選択肢を教えてくれて一緒に解決策を考えてくれるガイド、どちらに頼みたいかは言わずもがなですよね。豊富な情報の中から自分で選んだという気持ちがあれば自然と満足度も増すでしょう。

 

こういったプロセスを大切にしていけば、合格がぐっと近づくはず!是非残り5日間でこの姿勢を心に刻み込んで欲しいな、と思っています。


おそらく2019年の2次試験前の対策ブログは今回が最後になると思います。自分が合格した際に感じたのは、この試験は英語力だけを問う試験では絶対にないということです。勿論、コミュニケーションに支障がない程度の英語力は必須だと思いますが、相手の言ったことを素直に受け入れることができて、かつ相手の態度や言葉から何かを察して柔軟に行動に移すことができる人が特に多く合格されているような印象を受けます。

 

残りわずかな時間で自分のパーソナリティを変えるのは難しいですが、この残り数日間「相手の為に何ができるか」を考える癖をつけられるように意識しておくだけでも当日の結果がいい方向に傾くと強く思います。

 

最終合格発表でたくさんの笑顔が見られるよう、スタッフ一同、心よりお祈りしております!頑張ってください!!

コメントをお書きください

コメント: 1
  • #1

    小林典子 (水曜日, 04 12月 2019 20:19)

    最後の最後まで、寄り添ったアドバイスをありがとうございます。
    TJSで学んだことを丁寧に思い出して、本番に臨みます。