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通訳案内士試験 2次試験対策|あなたはどのタイプ!? 受験生のタイプ診断

8月の1次試験から1ヶ月強が経過し、2次試験まで2か月あまりとなったこの時期、受験生のタイプが大きく4つのタイプに分かれ始めるのを、ご存知ですか!?皆さんはどのタイプに当てはまるのでしょうか??

そして、タイプ別の今後の対策方法とは!?じっくり解説致します。

 

この時期の受験生はだいたい4タイプ

この時期の受験生は、だいたい以下の4タイプに分けられると思います。

タイプA:知識量 > アウトプット力 タイプ

  • 知識量やコンテンツはある程度頭に入っている
  •  でも、それを「英語で口から出す」というアウトプットに難ありタイプ

タイプB:知識量 < アウトプット力 タイプ

  • 英語を口から出すこと自は問題無いけれど、知識量やコンテンツが不十分
  • 結局「合格のためのアウトプット」には難ありタイプ

タイプC:富士山8合目タイプ

  • 試験合格に必要な知識やコンテンツは豊富にあり
  • さらにその英語でのアウトプットも問題無し
  • 富士登山に例えると、現在地は8合目くらい
  • 合格という山頂は、もうすぐそこ!タイプ

タイプD:1次試験の合格発表までは、まだ始めないタイプ・・・

  • 1次試験の結果が出るまでは、何となく2次試験対策にエンジンのかからないタイプ

一番多いタイプは・・・・

このAさん~Dさんの4つのタイプは、なんとなくこんな感じで分布していると考えられます。

(True Japan School調べ)

 

既に対策を初めている受験生の大多数はタイプAか、あるいは「タイプA予備軍」だと思います。

なんとなく知識やコンテンツは頭に入り始めているけれど、それを口から出したり、英語で表現したりということに苦手意識や苦労のある方々です。


タイプ別の対策方法は?

それでは、各タイプ別に2次試験の対策方法をご紹介します。

タイプA:とにかくアウトプットに特化した訓練を積もう!

完璧主義者に多い、タイプA

「アウトプットは知識を十分頭に入れてから」

「プレゼン例を全部作成するまでは面接の練習には進めない」

と考える、完璧主義の方に多く見られるタイプだと言えると思います。そして受験生の中で最も多いのも、このタイプA。

2次試験は「表現して」なんぼ

どんなに素晴らしいコンテンツや豊富な知識が頭に入っていても、それを口から出して表現して相手に伝えることができないと、2次試験の突破には結びつきません。

そして、「表現する」という能力は一朝一夕に高まるものではありません。

だからこそ、タイプAに該当する方に一番心がけてもらいたいのは・・・

「知識をインプットしたら、同時にそれを口から出す練習を積む」ということです。

知識のインプットと口からのアウトプット訓練は、2次対策においては車の両輪。

 

「今日座学で学んだ内容は、その日のうちに面接演習で自分の口から出す練習をしよう!」くらいの実践が必要です。

「英語舌」を鍛えよう!

 普段ご自宅等で可能な対策としては、「口真似リピート」から始めてみては?

ニュースでも映画でも洋楽でもYouTubeでも、なんでも良いので聞いた英語を真似して自分も言ってみましょう。

完璧に真似できなくも大丈夫。重要なのは舌の筋肉を英語仕様に鍛え、「英語舌」を作ることです。

そして、自分の作ったノートやテキストは可能な限り音読して学習しましょう。

さらに予備校などを利用する場合は、アウトプットに特化した演習や面接練習などでブラッシュアップを図りましょう。

タイプAのあなたへ:おススメ講座や教材

※クリックすると、それぞれの内容を確認できます


・Japanology Plus- Japanese Gardens

・Japanology Plus- A season of Change


・Japanese Sandwiches, better than Sushi or Ramen? 

・Japanagos -Our Japanese Wedding Ceremony


タイプB:とにかくたくさん知識を入れよう!

英語を口から出すこと自は問題無いけれど、知識量やコンテンツが不十分なため、結局「試験合格のためのアウトプット」には難ありのタイプBさん。

 

「英語を話すこと」自体には全く問題が無いものの、知識が無いために、結局内容のあるプレゼンができなかったり、質問に対応できなかったりする傾向に。

帰国子女の方や海外在住経験が長い受験生に多く見られるパターンです。

 

知識が無いことが明確な場合、対策方法も明確で「知識を入れる」ということです。

日本文化をまとめたテキストや書籍で学んだり、日本の観光地を紹介している旅番組を見たり、実際に観光地や博物館や美術館に足を運んだりするのも有効です。

 

タイプBのあなたへ:おススメ講座や教材

※クリックすると、それぞれの内容を確認できます

"How to live Japanese"

『大切にしたい、にっぽんの暮らし』


タイプC:更なるブラッシュアップで合格に王手をかけよう!

試験合格に必要な知識やコンテンツは豊富に頭に入っており、なおかつそれを英語でアウトプットするということも問題無いタイプ。富士登山に例えると、レベルとしては8合目くらい。合格という山頂は、もうすぐそこ!

 

実際9月末の段階で、ここまで行っている方はごく僅かです。

タイプCさんは、ここから合格を確実に手にするため更なるブラッシュアップを図っていきましょう。

  • 本番に慣れるために、本番形式の面接練習などを受けましょう
  • 自分のプレゼンテーションは魅力的で人を楽しくさせるものか、再度見直しましょう
  • 服装や身だしなみ、立ち居振る舞い、顔の表情、笑顔など「ガイドらしさ」を磨きましょう

タイプCのあなたへ:おススメ講座や教材

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タイプD:今すぐ対策を始めよう!

2次試験ではやるべきことが目白押しです。

1次試験合格発表後1か月でどうにかなるものではありません。

まずは面接練習をして、2次試験の流れを知ると共に、自分の弱点や強みを知りましょう。

  • 苦手なのはアウトプット?
  • 知識は十分?
  • 通訳の基本技術はある?
  • ホスピタリティって何?

 

受験の説明会などに足を運び、試験に関する情報を入手することも大切です。

そして対策を始めたら、改めて自分がA~Cのどのタイプなのかを振り返って、対策を進めていきましょう。

タイプDのあなた、まずは第1歩を踏み出す事からスタートしましょう。

 

タイプDのあなたへ:おススメ講座や教材

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 さて、ご自分当てはまるタイプとその対策方法はお分かり頂けましたか??

 

そして気付いたでしょうか?

この4つのタイプは、それ自体が受験生の皆さんの合格への道のりを表しているとも言えます。

 

True Japan Schoolではこういった様々なニーズに対応するための説明会や講座を各種ご用意しておりますので、是非ご利用下さいね。事務局にお越しの際に、ご相談いただければ一緒に対策方法を考える事も可能です!

 

 

今年の合格を目指して一緒に頑張って行きましょう!