【最新】ガイド試験29年度最終合格率&2月訪日外客数

 日本政府観光局(JNTO)から平成29年度の通訳案内士試験の最終合格率と2月の訪日外客数が発表されました!JNTOや観光庁や文化庁、JATA(日本旅行業協会)やANTA(全国旅行業協会)の最新記事は試験の背景知識をつける上でも、常にチェックしておきたいものですね!

前年同月比23.3%増の250万9千人!

 2018年2月の訪日外客数は前年の同月比23.3%増の250万9千人となりました。2017年2月の203万6千人を47万人以上上回り、2月としては過去最高を記録しました。ただ、こちらのグラフのように並べてみると昨年は2月の落ち込みが激しかったようですね。

 

 理由として考えられるのは、訪日外客数に依然として大きな影響を与える中国の方々です。JNTOもその要因として「昨年は1月末にあった旧正月休暇が2018年は2月となったことにより、中華圏の地域で、訪日需要の押し上げにつながった」と上げており、過去のデータも見てみると確かに中国の前年同月比の伸び率は顕著に数字がでていますね。2017年1月の伸びが32.7%と顕著なのに対し、今年はその伸びが2月に回ったことが見て取れます。

訪日外客数の推移(2016年~2018年)

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中国からの訪日客数推移(2016年~2018年)


通訳案内士試験の平成29年度の最終合格率が発表

 3月22日、全国通訳案内士試験の実施機関である日本政府観光局(JNTO)から平成29年度の最終合格率が詳細に発表されました。昨年度は最終的に全言語で合格者数が1,649人、合格率が15.6%となりました。英語では最終合格者数が1,304人、合格率が16.3%となりました。

 こちらの特集のページでは1次・2次を含めた直近10年の合格率の推移も掲載していますので、是非お役立てください。